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それぞれの「居場所」を見つけに

たくさんの情報が溢れ、高度機能化した現代。このような時代にあって、「私」たちは何を見つめ、何を大切にすればいいのでしょうか。また、どうしたら本当に安心して存在できる確かな「居場所」を見いだせるのでしょうか。

鎌倉期という激動の時代を生きた親鸞（1173－1262）は、「煩悩具足のわれら（煩悩からはなれられない私たち）」という言葉をもって、私たちがすでにいのちのつながりの中で、違いを認め合いともに生きるものであることを教えられました。

東本願寺真宗会館は、親鸞を宗祖（しゅうそ）とする浄土真宗・真宗大谷派の首都圏の会館です。親鸞が大切にされた仏教の教えを手がかりに、それぞれの「居場所」が見つかりますよう、様々な取り組みを行っております。